2010年04月29日
◆桜しべ降る
あのにぎやかさは何処へ行ってしまったのでしょうか。
人も少なく閑散としています。
そして花びらが散った後の桜に「蘂」(しべ)だけが残っています。
葉桜になる前のほんのひととき。
満開の桜と比べると、とてもきれいだとは言えません。
でも、昔の日本人は残ったガクにさえも風情を感じていたようです。
春の季語に「さくら蘂降る」という言葉があります。
この言葉を知って、花びらが散った後の一本の桜の木を見たとき
改めてさくらの趣を感じました。
この時ふと思い出した歌があります・・・・・。
♪ はなびらが 散った後の さくらがとても 冷たくされるように・・・・ ♪
「かぐや姫」解散後、メンバーの伊勢正三が結成したフォーク・デュオ「風」が歌っていた
1976年頃の「ささやかなこの人生」という歌です。
Posted by 黄色い太陽 at 15:16│Comments(2)
│北信濃歳時記
この記事へのコメント
なるほどねぇ・・知りませんでしたぁ
桜しべ降るですね☆
《昔の日本人は残ったガクにさえも風情を感じていたようです》
さすがに 桜は別格!
散った花びらにさえ風情を感じるんだもの むべなるかな^^
桜しべ降るですね☆
《昔の日本人は残ったガクにさえも風情を感じていたようです》
さすがに 桜は別格!
散った花びらにさえ風情を感じるんだもの むべなるかな^^
Posted by うたかた夫人 at 2010年04月29日 16:14
うたかた夫人さん
ほんとに桜は格別ですね。
ほんとに桜は格別ですね。
Posted by おとん at 2010年04月30日 08:39