2010年05月23日
◆一人静と二人静
季節は、晩春から初夏に移りつつあるといったところでしょうか。
和暦では立夏も過ぎ、その15日後の小満も過ぎ、
梅の実も少しづつ大きくなってきています。
もうじき梅雨に入る頃になります・・・・・。
二人静の花が咲き始めました。
少し前に庭の日陰に咲いていた一人静も、最近咲き出した二人静も
歳時記では春の言葉になります。
一人静より遅れること半月あまり、5月も中旬過ぎて、
二人静が咲き始めました。
一人静より大柄ですがこれもまたいいですね。
5月上旬、庭の日陰にに咲いていた一人静
「一人静」 も 「二人静」も・・・・・ 趣のあるいい名前ですね。
小さな花で、地味な植物です。
一人も二人も「静」とは静御前にちなむようです。
この花には、歴史の波に翻弄され、愛する義経と引き裂かれた静御前の
悲しい物語が隠されているようです。
Posted by 黄色い太陽 at 09:35│Comments(0)
│北信濃歳時記