2010年05月09日

◆黒いそばと白いそば1




「そばもん」(小学館ビックコミック) 第2巻です。

以前変わりそばのときにも紹介しました。


黒いそばと白いそば1


この中に「白いそば」と「黒いそば」というお話があります。



私も自分でそばを打つようになって初めて知ったのですが、

そばって黒い色をしているものだと思っていました。

でも、更級粉以外にも白いそばがあるってことを知りました。




それは、そばの実の挽き方にあったんです。


そばの実を挽くと、一番粉~四番粉まで順次出てきます。最初は澱粉質が主体で、

甘味はあるものの香りの少ない粉。


さらに挽き続けると二番粉で、胚芽の色のかすかな茶色を帯びてきます。


その後同様に挽き続けるとそばの実の甘皮(黒い殻を取った後の内側の皮)

が挽き出されてきます。これが三番粉で二番粉よりずっと濃く、香りもあります。

二番・三番粉が一般的によく使われるそうです。


そして最期に四番粉が出ます。

甘皮部分を多く含み一番色の濃い粉で、香りは強いが食感が悪くなるのだそうです。




そばはそば粉によって味・香り・のどごしが全然違います。

私は、どちらかと言うとのどごしを重視します。

十割そばより二八そばのほうが好きです。それはその理由からです。



今日は、「黒いそば」と「白いそば」をそれぞれ打ち、

食べ比べてみようと思います。



そのことは、また明日書きます。









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Posted by 黄色い太陽 at 21:37│Comments(2)そば打ち
この記事へのコメント
 読んでいるだけで喉が鳴ります。
二十歳から「そば好き」に足をツッコミ、今日にいたっていますが、
私もモソッとした十割より二八を選びますね・・・自分で打つときには
十割は無理なので・・・食べるだけの時のお話ですが・・・

でもね・・・「どんな蕎麦が一番好き?」っと聞かれれば、即座に
「茹で上げて水に晒したときに、手ですくって食べる蕎麦!」と応えます。
うどんもそうですが、晒し水のバケツとかの中を漂う麺の美味しいこと!
ガキの頃はバーチャンの脇で、いつもこれを狙って待機していたものです。
Posted by ダッタダッタ at 2010年05月10日 08:56
   
   
   ダッタさん今日は。 コメントありがとう。

   ダッタさん、そば・うどんお好きですね。私も粉もん大好き    
   で、好み似ていますね。

   今日の記事(そばのこと)、よかったら見てください。

   
Posted by おとんおとん at 2010年05月10日 12:51
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